植木鉢で咲かせたい、春の花20選!寄せ植えにも使いやすい草花たちも

春は花たちが一番輝く季節

春は一年でもっとも花たちが輝いて見える季節です。
冬の間に眠っていた木々が目覚め、新しい葉が芽吹き、ぽかぽかとした日差しのある暖かい日には、草花たちが季節の移り変わりを感じさせてくれるようにつぼみを膨らませ、つぎつぎと花を咲かせていきます。
この記事では、春に咲く花の中でも、とくに植木鉢で楽しみたいおすすめの花をご紹介するとともに、春の花たちにぴったりな植木鉢をご紹介します。

春の花とは

春に咲く花は気持ちを明るくしてくれる

まだ寒さの残る早春、スノードロップがうつむき加減の花を咲かせるのを合図に一つ、また一つと花が増えていく春。
春の訪れを五感で感じさせてくれるジンチョウゲやスイセン、ヒヤシンスの素敵な香りに包まれる早春の庭では、足元で長く咲き続けてくれているパンジーやビオラが満開を迎えようとしています。
ぽかぽかとした日には、チューリップやアネモネなど華やかな花も咲きはじめ、庭はどんどん色鮮やかになっていきます。
プリムラ・マラコイデスやポピー、ワセレナグサのように、こぼれダネでも増える仲間たちも心強いの存在です。
一つ一つの花は小さいですが、春らしい優しい色合いの花を一面に咲かせるので、小低木の足元に寄せ植えしてもきれいです。

春の花を選ぶポイント

花のない時期も楽しめる草花を

春に咲く花は、秋に植えた草花や球根と、暖かな気候が好きな春~夏、長いものでは秋まで楽しめる植物が中心です。
花の楽しみは、もちろん花が咲いている光景かもしれませんが、球根のように一つの花はそんなに長く鑑賞できなくても、芽が出てつぼみがつき、つぼみが膨らみ花が咲くといったワクワク感は、植物を育てる醍醐味です。
鉢栽培では、もちろん花期が長いことはとても大切な要素ですが、花が咲かない時期も雰囲気があることが大切です。

おすすめの花

1. チューリップ

花の特徴

春の花壇にはなくてはならないと言ってもよいほどメジャーでチャーミングな秋植え球根です。一つ一つの花は短めですが、花期の異なる種類を植えたり、ポツンポツンと野花風に植えるなどいろいろな楽しみ方ができます。
花の形、高さ、咲く時期はさまざまなので、上手に配置すると長く楽しめます。

植木鉢で育てるときのポイント

まとめて植えるときれいです。数種類を植える場合は花の咲く時期をそろえると見ごたえのある一鉢になります。鉢植えでは、とくに球根の間隔を狭くして植えるのがポイントです。

花期
植えつけ


3月~5月
10月~12月

2. クレマチス

花の特徴

いずれの花もナチュラルでとても優雅な雰囲気があります。花だけでなく涼しげな葉が風に揺れる姿も魅力。バラにはない花色を持ち、トゲもないので、どんな場所でも楽しむことができます。冬咲きや春咲きなどがあり、組み合わせれば一年中クレマチスを楽しむこともできます。

植木鉢で育てるときのポイント

植木鉢ではフォステリー系もおすすめ。草丈が0.5~1.5mほどなので、あんどん仕立てのほか支柱を使わずにハンギングバスケットからツルを垂らして自然樹形を楽しむこともできます。寄せ植えにも利用可能。庭がなくても身近な場所で楽しめます。

花期

【早咲き】3月~4月
【四季咲き】6月~10月(種類による)
【冬咲き】11月~3月

詳しい育て方はこちら

3. ムスカリ

花の特徴

ニョキッと伸びたしっかりめの茎の先にブドウのような花が房状に咲く姿が愛らしい秋植え球根です。高さ15cmくらいで一つ一つは小さな花なので、密に植えるとよりよさが発揮されます。ブルー、白、ピンクと色幅も豊富で、最近は変わり種も増えました。チューリップともとても相性がよく、咲く時期も重なるので寄せ植えするにはぴったりです。

植木鉢で育てるときのポイント

色の相性がよいヒューケラと植え込むと、だらりとした葉っぱが目立たなくなります。早く植えると葉が伸びるてしまうので、11月に入ってから植えるとよいですよ。5号鉢に5球が目安です。

花期
植えつけ


3月~4月
10月~11月

4. キンセンカ

花の特徴

ハーブとしてはカレンデュラやポットマリーゴールドでお馴染みの花です。鮮やかなオレンジの大輪が一般的ですが、エンジ色や抜けたようなオレンジ色などシックなカラーも登場しています。花期も長く、寄せ植えのメインとしても使いやすい高さで、テラコッタ色との相性も抜群です。

植木鉢で育てるときのポイント

風通しが悪いとうどんこ病にかかります。まぶしたような白い粉はカビの一種。暖かくなるとあっという間に広がるので、風通しのよい場所で管理しましょう。

花期

3月~6月

5. ルピナス

花の特徴

まだ寒さの厳しい早春の庭を華やかに彩る貴重な花です。北海道でラッセルルピナスの群生を見て育てたくなった方も多いのではないでしょうか。フジに似た花が天に向かって昇り上がるように咲くのでノボリフジともよばれています。高性種は花壇の中心や背景に群生ささえても素敵です。小型種は、こぼれ種でも増えるほど強健です。

植木鉢で育てるときのポイント

太い根がまっすぐ伸びます。大型種をコンテナで栽培する場合は、深さ50cm以上の鉢がおすすめ。根はなるべく崩さずに植えましょう。高温多湿に弱いので、温暖な地域では一年草として扱うのが一般的です。

花期

4月~6月

6. ヒヤシンス

花の特徴

早春に開花する秋植え球根の中でも、とくに甘く濃厚な香りが春を感じさせてくれる花です。太い花軸と星形の花がまとまって咲くボリューム感のある花とのバランスがとても可愛らしく、ほのぼのとした親しみやすい印象です。水切れさせないように育てましょう。

植木鉢で育てるときのポイント

小さめの鉢にぴったりそわせて5~6球まとめ植えしたり、水耕栽培用のガラスポットにセットして窓辺に飾っても目を引きます。

花期
植えつけ


2月~4月
10月~11月

7. ネモフィラ

花の特徴

1~2cmの愛らしい花と、細かい切れ目の入った葉が涼し気です。とくに青色は朝顔の青色のように澄んでいて、ベイビーズ・ブルー・アイズ(赤ちゃんの青い瞳)という英名があるほど綺麗。こんもり広がり、コンテナの縁からあふれるように咲くので、複数の株を鉢やハンギングにすると見ごたえがあります。

植木鉢で育てるときのポイント

過湿にするとすぐに徒長しますので、乾燥ぎみに管理します。花期はよく水を吸うので、水切れさせないようにたっぷり与えます。葉が茂りすぎたときは間引いて、常に風通しよく管理しましょう。

花期

3月~5月

8. ネメシア

花の特徴

青、白、ピンクのふんわりしたチョウのような花が房状につき、愛らしさ満点です。花期がとても長く、バランスの良い草姿なので寄せ植えの背景にはうってつけです。花はだんだんと小さくなってはいきますが、数年間は楽しめます。ネメシアというと一般的には一年草を指しますが、宿根タイプもあります。

植木鉢で育てるときのポイント

春から秋まで花が咲きますが、梅雨から夏の高温多湿は苦手です。花つきが鈍るこの時期に1/3くらいで刈り込んで涼しく管理すれば、また花が楽しめます。

花期

10月~6月

9. キンギョソウ

花の特徴

花の形がひらひら泳ぐ金魚の姿に見えることから、この名前がつきました。実は花を指で挟むと上下の唇弁がパカッと開き、金魚がパクパクしているように見える面白い花の構造に由来しているようです。鉢栽培では高さ20~25cmくらいのガーデン用品種がおすすめ。とてもやさしいキュートなカラーが揃っているので、寄せ植えにもぴったりです。

植木鉢で育てるときのポイント

花がひと通り終わったら花軸をカットして追肥すれば、茎が伸びて再び花が楽しめます。

花期

2月~6月

10. アマリリス

花の特徴

肉厚の葉の中央からすっと立ち上がる太い花軸に巨大な花を3~4輪も咲かせる秋植え球根で、ヨーロッパではクリスマスに欠かせない花として年末に多く出回ります。日本で球根が出回るのは2月~3月。鉢植えで育てれば一ヶ月半~二か月後に花が咲きます。花後に忘れず肥料を与えると、翌年にも大輪を咲かせます。

植木鉢で育てるときのポイント

鉢植えでは5号鉢に一球が標準。頂部が完全に見えるように植えつけます。10月頃からは水を断って、春まで鉢のまま休眠させます。

花期
植え付け


5月~7月
4月

11. ベゴニア

花の特徴

センパフロレンスはベコニアの中で最もポピュラーな種類で、春から霜の降りる秋まで咲き続ける開花期間の長さと育てやすさが自慢の花です。寒さに弱いため1・2年草扱いですが室内で管理すれば越冬可能。夏の生育速度が速く、ハンギングや大鉢があっという間に花いっぱいになります。球根ベゴニアは室内でも楽しめる鉢植え向きの球根植物です。

植木鉢で育てるときのポイント

強健で、放任状態でも草姿はこんもりまとまりますが、梅雨明け前後に剪定するとさらに見栄えよく咲き揃います。

センパフロレンス 
球根タイプ 

花期
花期


3月~11月
6月~7月

12. マーガレット

花の特徴

冬から初夏まで咲き続ける花で、代表的な白花だけでなくパステル調のピンクや黄色もとても清楚で可愛らしい雰囲気です。茎が木状になるほど強健で、あっという間に大株になり、南関東以西の暖かい地方では、庭植えもできます。

植木鉢で育てるときのポイント

こんもりと茂るので、株元が蒸れないように枝を切り戻しましょう。年数のたった株は、9月頃に思い切って半分くらいに刈り込んで、大きさをコントロールしましょう。

花期

3月~7月

13. ラナンキュラス

花の特徴

幾重にも重なった花弁がバラのように美しい秋植え球根です。花びらがたくさんついているように見えますが実はガク。曇りない鮮やかな色調の花はデリケートで雨が当たると傷むため、鉢栽培にしてベランダやテラスに飾るときれいなまま長く楽しめます。

植木鉢で育てるときのポイント

花はボリューム感たっぷり。一色でまとめると迫力あるスペースになりますし、混植するとより華やかで見ごたえのあるコーナーになります。

花期
植えつけ


4月~5月
10月~11月

14. イベリス

花の特徴

愛らしい白花が半球状に立ち上がり、日当たりのよいやせ地ではクッション状になります。真っ白な花と濃緑の葉とのコントラストが美しく、涼しげな草姿はとても上品な雰囲気で鉢栽培でもよく映えます。徒長するので水、肥料とも控えめに育てます。長く楽しむためには花がらをこまめに摘み取りましょう。

植木鉢で育てるときのポイント

苗は移植を嫌います。ポット苗を植えつけるときは、底を少しほぐしてから植えます。

花期

4月~6月

15. クリサンセマム

花の特徴

マーガレットのような白い花のノースポール、うねるように立ち上がる黄色い花のムルチコーレ。どちらも寒さに強く、茎がよく分岐して花つきがよいので寄せ植えでも人気です。ノースポールとムルチコーレの花期は少しづれていて、リレーするように花を咲かせます。

植木鉢で育てるときのポイント

多少株が乱れます。根元から10cmほど残して刈り取り、液体肥料を与えると、20日前後で復活します。

ノースポール 
ムルチコーレ 

花期
花期


11月~5月
2月~6月

16. モッコウバラ

花の特徴

寒さに強く、春一番に滝のように咲く姿が印象的です。トゲがなく、ツルも柔らかくて扱いやすく、病害虫にも強いので、初心者でも楽しめるバラです。本来は大きく育つバラですが、鉢栽培ではコンパクトに育てることができます。

植木鉢で育てるときのポイント

12月には花芽ができるので、通常のバラと同じ冬に剪定すると、花芽を落としてしまいます。カットは初秋に行いましょう。

花期

4月~5月

17. スズラン

花の特徴

鈴のような花をつけ、ランのような趣があることから名がつきました。清涼な香りが魅力で、幸せを呼ぶ花ともよばれています。背丈15㎝ほどの清らかな白い花は、大きな葉に包まれるように咲きます。世界中で愛され、春を告げる花として人気があります。日本にも固有種がありますが、流通するのはドイツスズランが一般的。丈夫な多年草で、群生するとさらに魅力的です。地植えでは、ほかの植物のテリトリーを奪うほど増えるので、庭の片隅に植えたほうが無難です。

植木鉢で育てるときのポイント

花が終わったあとは株を育てるために追肥しましょう。花軸は刈り取りますが、葉は残しておくのがポイントです。

花期

4月~6月

18. ワスレナグサ

花の特徴

アダムにつけてもらった名前を忘れてしまい、神様にワスレナグサとつけてもらったったという微笑ましい花です。耐寒性がとても強く、こぼれ種でも増えるほど繁殖力も旺盛で、環境が合えば一面がまっ青なお花畑になります。本来は多年草ですが暑さに弱いので、日本では一年草扱いです。葉が霜に当たると黒くちぢれてパリパリになるので、強風に当てないように育てましょう。

植木鉢で育てるときのポイント

乾燥させると株が弱ります。とくに鉢植えでは葉がしおれるほど乾燥させないように注意しましょう。

花期

2月~5月

19. サクラ

花の特徴

いわずと知れた日本の春の風物詩です。ソメイヨシノをはじめ、300以上の品種があります。5枚の花びらのものから、100枚以上の花びらをつけるものまで花の咲き方が多彩なことも魅力。
日本各地にその土地に適した種や園芸品種があり、北海道~沖縄まで植栽は可能です。

植木鉢で育てるときのポイント

鉢栽培では、マメザクラやカンヒザクラ、ヒガンザクラ、一才ザクラなど小型品種がおすすめです。10号以上の鉢を使えばサトザクラやシダレザクラの栽培も可能です。

花期

3~4月

20. シャクナゲ

花の特徴

ツツジの花が数輪まとまり、枝先にボール状になって咲く姿はとても豪華です。ヨーロッパでバラと樹木を合成して改良され、バラ色の美しい品種が多数作られました。花色はバリエーション豊富で、自然樹形が美しいので剪定も不用です。暑さに強く育てやすい品種が増えているので、鉢植えでも十分楽しめます。

植木鉢で育てるときのポイント

鉢栽培では深鉢を使用します。根腐れを起こしやすいので、よく乾いてから水やりします。

花期

4月~6月

春らしい植木鉢とは

ガーデン用の花が豊富にそろう春は寄せ植えが人気です。
春は淡い色調の花が多いので、素焼き鉢も明るい気分を盛り上げるホワイトカラーがおすすめです。

おすすめの植木鉢

サフィ E-26W
ふっくらしたラインが優しい白いテラコッタポットです。開口口が広く、シンプルなので寄せ植えがよく映えます。

サフィ E-28W
白い土を塗ってから焼き付けるので、ペイントと違って白が剥げにくい仕上がりです。花木も植えられる、おしゃれな深型のテラコッタ鉢です。

レニ LE1 リムポット
パステルカラーがやわらかな雰囲気を作り出すセメントポットです。ヒヤシンスやマーガレットなどをシャビーに仕上げたいときにもよく合います。

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