住まいの第一印象、玄関
玄関は人の出入りでは必ず通る場所で、荷物の受け取りなど、毎日ちょっとしたことでたくさんの人の視線が集まります。
家の第一印象を決める大切な場所に植物があると、とても明るい印象になります。
毎日みんなが目にする場所だからこそ、彩を添えて気持ちよくお出迎えしませんか。
この記事では、アプローチから玄関までの各スペース別に、おすすめの植木鉢をご紹介します。
玄関ドアやタイルに合わせて、植木鉢も綺麗にまとめたい

玄関は、石やコンクリート、タイル、砂利など無機質な素材が多く、雰囲気を和らげるために植物は欠かせません。
玄関や玄関ポーチなど、人目に付く場所では外観に色目を合わせたり、アイキャッチャーになる鮮やかなカラーを持ってくるとお洒落です。
高さのない鉢も、玄関廻りに飾るときはスタンドなどで目線をアップさせると、しっかりとした存在感が出て見栄えがします。
土がない場所に植物が植えられることが植木鉢の最大の特徴。
40cm位の高さがある長形やキューブ型のプランターを花壇代わりにすることもおすすめの使い方です。
ある程度大きな樹木も植えられるので、下草などと寄せ植えすると、素敵なコーナーを作ることができます。
季節に合わせて置き場所も自由に変えられるので、目隠しや日よけなど目的に合わせて移動することも出来るのでとても便利です。
玄関・エントランスにおすすめの植物
玄関ホールなど日光の当たりにくい場所は、あまり植物にとってよい環境とはいえません。
それでも玄関に置きたい場合は、5℃以上の寒さに耐えられる耐寒性と、なるべく強い耐陰性をもつ植物を選んでください。
観葉植物には、一日5時間、一週間に4,5日程度は光に当てて育てたいので、耐陰性の強い植物も定期的にリビングの植物と入れ替えたり、出かけるときには外に出すなど、ちょっとした気配りができると生育はずいぶん違ってきます。
アスプレニウム、ドラセナ・フラグランス、フィロデンドロ・セロウム、モンステラなどの他、ゴムの木やユッカ(青年の木)のような、観葉植物の中でも、初期から広く流通してきたタイプの植物がやはり強いようです。
いっぽう、雨風が避けられ、環境の変化が比較的少ない玄関ポーチは、植物には最適といえる場所です。
おすすめは、寄せ植え。足元に小さく作ると、目立たないばかりか、目線に入らず危険な場合もあります。
できればドアを開けるたびに顔が見えるような、少し背の高いデザインに仕上げるときれいです。
玄関におすすめの植木鉢

玄関まわりの鉢は、玄関ドアや玄関ポーチのタイル色とのバランスを考え、シンプルで飽きのこない、ちょっと品質のよいものがおすすめです。
陶器鉢は少し高価ですが、高温で焼いているためカケも少なく、しっとりとした落ち着きがあるので飽きがこず、長く使えるので損はありません。
どんな植物にも合わせやすく、季節の植物をリレーして使っていくことができます。
玄関アプローチにおすすめの植木鉢

門から玄関までのアプローチは短い道のりですが、家の雰囲気を十分に表現できる場所です。
同じデザインの植木鉢をサイズ違いで並べたり、形が違っていても素材が同じものを上手に配置することで、導線がクリアーになります。
奥行きが出て、玄関を広く見せる効果もありますので、おすすめの使い方です。
玄関アプローチにおすすめの植木鉢ランキング
玄関ポーチにおすすめの植木鉢


雨が降っていても濡れずに傘を開いたり、広いスペースであればベビーカーを置くことができる玄関ポーチ。
雨に当たらず、風通しもよいので、植物を置くにはぴったりの場所です。
じっくり吟味して選んだドアの横にグリーンを取り入れるだけで、玄関がぐっとセンスアップします。
一度立ち止まる場所で、植木鉢にも視線が注がれるコーナーですので、タイルのカラーや玄関ドアとのバランスを見ながら是非、とっておきの一鉢を飾ってください。
植木鉢は深鉢がおすすめ。高さがあるので視線に入りやすく、ほこりの舞い上がりも気になりません。
いくつかの鉢を置きたい場合も、背の高い鉢を一つフォーカスポイントとして置いて、その周りを素材の同じ鉢で囲むと、一体感のある美しいコーナーになります。
玄関ポーチにおすすめの植木鉢ランキング




重厚な作りの陶器鉢で、金属色の渋い輝きがとても綺麗。
高温焼成されているので、寒冷地の使用も◎です。
表面がガラス質でコーティングされているので、屋外でも汚れがつきにくいポットです。
玄関ホールにおすすめの植木鉢


玄関ホールには、シューズボックスの上に置く程度のスモールサイズやちょっとした台の上にも乗せられる中型サイズがおすすめです。
根のついた植物にこだわらず、ガラス製のベイスや鉢カバーに切り花を飾ることでグリーンを上手に取り入れることもできます。