チュニジア ポット
チュニジアンテラコッタの特徴は土にあります。このテラコッタは地中海に面し、美しいビーチとオリーブの大規模農園並ぶ東海岸、サヘル地域でつくられてます。この地域に巨大な塩湖、ジェリド湖があり、ピンク色の湖の周りには真っ白な塩の平原が広がっているように、土中には大量の塩が含まれています。この塩が白っぽいパティーナ(表面の味わいある変化)を形成しつつ、霜に強く耐久性の高いものにしています。
地中海の異国情緒溢れるホワイトパティーナテラコッタ
白っぽいので柔らかく脆そうに見えますが、実物を触っていただくと堅牢でしっかりしていることがわかります。これは薪窯で焼成する際にオリーブの皮などを投入し火力をあげて高温で焼き締めているからです。この地の人々は古くから古代ギリシアと交易していたため鉢のデザインはギリシャに似ていますが、大鉢はエスニック風味が強い模様などを廃し、使いやすいプレーンなデザインに変更しました。
注意:チュニジア ポットについて
水抜き穴があります。(サイドホール)
白っぽいパティーナ(表面の味わいある変化)は塩など天然成分由来なので大きな色ムラがあります。
水抜き穴は底付近の横壁に一ヶ所サイドホールがあります。
テラコッタ鉢の米カケ、底穴周りの焼ヒビ等は通常品となります。
チュニジアシリーズはハンドメイドのため、サイズに上下10%程度の誤差がございます。