植木鉢の大きさはなぜ号数なの? 【前編】 - 植木鉢とプランター、ガーデニング用品

植木鉢の“ツウ”になる。植木鉢・プランターにまつわるお役立ち知識、トリビアをご紹介

植木鉢・プランターに関する知識、トリビア - 植木鉢の大きさはなぜ号数なの? 【前編】

こんにちは、BARGE(バージ)店長、鈴木です。
今回から始まりましたこの特集ページでは植木鉢についての豆知識やトリビアを連載していきます。

ガーデンセンターや園芸屋さんで植木鉢のサイズを「~号鉢」と表示してあるのをお気づきになられたこと、ありますでしょうか?ネットショッピングの鉢のサイズ表示でも見かけますよね。
号数表示がないお店もありますが、園芸業界(園芸屋さん、植物市場、生産者さん)では号数で鉢を選び仕入れることが多いため、売り場でもよく号数表示を見かけます。
でも、お客様には「8号の~号ってなに?」と馴染みのない表示に当惑される方も。
この号数の意味、ご存じでしょうか?

“〜号”の意味

実は植木鉢の号数表示は「1号=約3cm」で「鉢の直径(外寸)」を表します。外寸とは鉢を上から見て一番でっぱっている所、すなわち、通常は口(くち)まわりですが、その口の外側の端から端を測った直径をいいます。

ご存じの方も多いと思いますが、つまり8号鉢というと 「8号 × 約3cm = 直径約24cm(外寸)」の鉢だなと分かります。
ちなみに尺鉢(1尺鉢)という単位もありますが、こちらは「1尺=10号=直径約30cm(外寸)」となります。

“〜号用”の意味

“〜号”とよく間違えやすいのですが、“〜号用”という表示もあります。例えば8号用鉢と“用”の字が付いていたら、この場合の表示サイズは「内寸(口の内側の端から端)」が24cmの鉢、という意味になります。

直植えの庭置き等の植木鉢の場合はおおまかに外寸の表示のみで事足りるのですが、陶器等の鉢の内側に、植物の入ったプラスティック鉢をそのまま入れて使う鉢カバーとして購入される場合は購入したもののプラスティック鉢が収まらないと使えないので、内寸を表示した“~号用”表示となっているのです。

コラム

輸入鉢の場合、海外からそのまま買い付けた鉢はインチ(2.5cm)が基準になってサイズ分けされている場合もあります。輸入社が3cmで割っておおよその号表示をします。お国の違い、グローバルってつくづく厄介ですね

観葉植物をプラスティック鉢で生産・出荷されている生産者さんに「8号ちょうだい」と言われて普通に8号を持参したら「入らない!」と怒られたことがあります。この方が本当に欲しかったのは8号“用”だったのです。
業者間でもこんな間違いがあるわけで、うっかり表示を見誤るとせっかく購入しても使えないなんてことも。“号”なのか、“~号用”なのかは気をつけて見る必要がありますね。

次回は植木鉢の大きさはなぜ号数なの? 【後編】をお届けします。お楽しみに!