号数ってなに??植木鉢の大きさを詳しく知りたい!

号数ってなに?

植木鉢のサイズの単位「号」

植木鉢、睡蓮鉢、鉢カバーなど園芸鉢のサイズには
「号(ごう)」という聞き慣れない単位が使われています。
号は「寸(すん)」を言い換えただけのもので、1号とは1寸のこと
つまり『1号 = 1寸= 3cm』です。
号数は鉢の一番膨らんでいる箇所(通常は最上部)の
「外側から外側の」直径を測っています。
また角形の場合、「1辺の長さ」を測っています。

植木鉢の号数の説明

植木鉢の号数の説明

「号」について

大正10年、メートル導入で寸尺が公式には使用禁止となりましたが、
園芸鉢の場合それまでずっと寸単位で生産されていたため
急にセンチメートルに変更できず、
“寸を号”と読み替え使い続けることで生まれた単位です。

植え替えの際のご注意

植物の個々の生長速度にもよりますが、
植え替えの際に『ひとまわり大きな鉢』は1号(または2号)大きな鉢を言います。
鉢カバーの場合、『○号用』と“用”の記載がある場合は
『○号のプラスティック鉢が内側にすっぽり入る鉢』を意味します。
ただし、プラ鉢もメーカーにより規格・底寸などが違うため注意が必要です。

植木鉢のサイズを測っている場所(内寸・外寸)について

植木鉢の内寸、外寸の説明

植木鉢の内寸、外寸の説明

サイズについてのご注意

ほとんどの鉢は粘土を焼いてつくったハンドメイドの焼き物で、
焼き物はパンやクッキーを焼く時のように焼き縮みします。
特にろくろによる完全ハンドメイドで焼き縮みの大きなテラコッタは個体差が激しいようです。
ギリギリ入るか入らないか…のサイズをご検討の方は
余裕を持ったサイズ選択をおすすめします。