シャビーシックに似合うエレガントな植木鉢をご紹介!変化するシャビーシックの魅力

シャビーシックとは?

シャビーシックとは、近年流行しているインテリアスタイルの一種で、古めかしいという意味そのままに、使い古された家具や雑貨にアンティークな風合いを持たせたインテリアスタイルです。
シャビーシックとは、英語のshabbyとchicを組み合わせた言葉で、物が使い古された状態をさすshabbyと粋な、シックな、上品なという意味のChicと合わせて使うことで「味があり使い古されていて、品や優雅さがある」という、アンティーク感とエレガントさも持ち合わせたスタイルを表現しています。
デザイナーRachel Ashwellが提唱したこのスタイルも、当初はベルサイユ宮殿の影響が色濃く残った豪華な家具が使われていましたが、やがて世界のセレブやファッション感度の高い女性たちを中心に人気が広がると、現在のシャビーシックに見られるようなシンプルで落ち着いた色合いが主流になっていきました。
使い込まれた傷がついた棚やテーブル、ペンキが剥がれたようなチェアに ピュアホワイト、淡いピンクや ブルー、グリーンの優しいカラーは、とても柔らかで女性的。
時を経て愛されてきたからこそ現れた美しく味わいのある家具、上品な花柄やフリルのファブリックなど、クラッシックでエレガンスなアイテムたちを集めた居心地の良い空間がシャビーシックの世界です。
シャビーシックなインテリアのコツはその名前の通り、使い古してペンキが剥げた家具のようなシャビーなものと上質なレースやファブリックを使ったシックなものを組み合わせること。
その相乗効果でかわいすぎない上品で大人っぽいインテリアを完成させます。
この記事では、そんな女性らしい優雅さが注目されるシャビーシックスタイルを生活に取り入れるポイントと、シャビーシックテイストにぴったりな植木鉢をご紹介します。

お部屋にシャビーシックを取り入れる4つのポイント

  1. 白を基調にした色づかい
    シャビーシックなインテリアで一番特徴的なのが配色です。
    このテイストのインテリアの基本色は白。
    白を基調とした壁や家具、ファブリックが基本となります。
    ペンキにむらがあったり、ところどころ傷がついていたりと、のっぺりした白でないことも大切です。
    シャビーシックは、はっきりとした色使いではなく、少しグレーの入ったワントーン抑えた色味が好まれます。
    パステルカラーのピンク、ブルー、グリーンもグレイッシュなカラーやパステルカラーをより淡くしたようなやわらかな色合いを用いることで、落ち着いた上品な印象に仕上げます。
  2. アンティーク感
    家具は、アンティークな雰囲気の中にも可愛らしさをもっているものが多いようです。
    曲線を使ったデザインや花柄がモチーフのファブリックを取り入れると、かなり雰囲気が出てきます。
    ペンキが剥げかけて見えるようにペイントしたり、使い古された雰囲気を演出するようにやすりをかけたりしてアンティーク加工を施すことによって、年月を感じさせるような柔らかい雰囲気が出てきます。
  3. クラシックなエレガントさ
    シャビーシックは、猫脚のついた家具などが代表的なヨーロッパのお姫様のようなアンティーク風の家具(姫系インテリア)とは一線をかしています。
    姫系インテリアを色づかいやアンティーク加工によって大人らしい雰囲気に見せ、クラシックなエレガントさを演出しています。
    シャビーシックのインテリアでよく使われるアイテムがシャンデリアとキャンドル。
    ロマンティックさとゴージャスな雰囲気は、白の壁や家具にもよく映えます。
  4. スタイルはFREE
    シャビーシックにはひとつのルールがあるわけではなく、好みによって多彩なアレンジが可能です。
    木をふんだんに取り入れ、ぬくもりを感じる素朴な家具を中心としたカントリースタイル、カーテンやベット、テーブルクロスなどにレースを使って田舎のコテージをイメージしたフレンチコテージスタイル、重厚感のあるメタリックなアイテムを取り入れたインダストリアルシャビーシックなど、テーマは自由です。

シャビーシックには、こんなグリーンがおすすめ!

うっとりする、エレガントなグリーン

このスタイルでは切り花を飾ったり、クリスマスリースやドライフラワーなどでグリーンを取り入れることが多く、あまり観葉植物は馴染まないスタイルかもしれません。
白系の家具にしっとりとした上質な布地を合わせた空間の中には、土も持ち込むよりも乾いたナチュラルな素材や切り花を飾るほうがベター。
雰囲気だけでなく、生活スタイルにも合っています。
切り花やドライな植物だけでは寂しいと思った時は、華やか過ぎるところがない、落ち着いたカラーとゆったりとしたフォルムのグリーンがおすすめ。
小型の多肉植物を追加したり、球根をガラスのベイスで育てることでお楽しみをちょこっと加えます。

おすすめの植物6選!

  • ベンジャミン・バロック
    ゴムノキの仲間で、くるくるとカールした葉をもつ動きのある立ち姿が男女問わず人気です。
    あまり横に広がらない立ち姿のきれいなグリーンです。
  • エケベリア
    バラを思わせるようなロゼット型の葉がきれいな多肉植物です。
    100以上の原種があり、葉色もさまざま。
    ラウィーのような美しい白、高砂の翁のような波打つ葉がきれいなタイプがおすすめです。
    日に良く当てて育てます。
  • アエオニウム
    茎の先に密に重なるロゼット状の葉が特徴で、冬に生長する多肉植物の代表格です。
    木立ちするものが多く、分岐させると見事。
    艶やかな黒い葉が人気の黒法師、細い枝が分かれて樹木のように見える小人の祭りなど美しい品種は多数。
  • ホヤ・ゴールデンマージン
    幅広の葉に白く美しい網目模様が入り、インテリアグリーンとしても品があります。
    吊るしても葉を垂らすと綺麗。
    葉に厚みがあり、多肉植物のように乾燥気味に育てることができます。
  • ペペロミア・ホープ
    まんまるの葉が愛らしいつる性の植物で、つるが短い時期も垂れ下がる姿がとってもキュート。
    葉が茂り過ぎないのでとても軽やかです。
    日陰でもよく育ちます。
  • 球根スイセン、ヒヤシンス
    透明感のあるガラス素材は、このスタイルでよく利用されるアイテム。
    ハイドロカルチャー用の用土を使えば、水耕栽培用のベイスにこだわらず、好きなガラス容器で球根を育てることができます。

シャビーシックを目指す人必見!
シャビーシックにぴったりな植木鉢とは

細工が美しいインテリアや丸くふんわりとした装飾など小物にも心配りを感じさせるこのスタイルでは、植木鉢も基本の白と心和むペールカラーが主役。
ちょっとレトロでお洒落なデザインのポットがおすすめです。
小型の植物に合わせる場合も深い彫刻のある鉢カバーなどでずっしりとした重厚感を持たせると、クラッシックな雰囲気が高まります。
空間に余裕があれば、洋の空間によく見られるシンメトリーを意識すると規則的で安定感のある、均整のとれた優雅な空間を演出することができます。
また、ガラスは小物使いのひとつとしてこのスタイルでよく見られる素材です。
透明感とツヤ感は空間をすっきりと見せる効果もあるので、上手く取り入れたいアイテムです。
記事でもお伝えしたように、このスタイルでは土を持ち込むよりも生花やリース、ドライフラワーなど落ち着きと華やかさを植物に求める傾向があるので、フェイクグリーンと鉢カバーを組み合わせて飾るなど、あまり無理をせずに植物を取り入れましょう。

シャビーシックにぴったりな植木鉢ランキング

1位

ルッカ WY15ツヤ

滑らかでシンプルな使いやすさが人気のルッカシリーズ。
その中でもWY15は適度なツヤ感と広がるラインがエレガント。
このスタイルにぴったりなフォルムです。

2位

ピルヨ(楽天店)

ヨーロピアンアンティーク調のデザインがお洒落なミニポットで、内側のきらきらした塗装がガラス面に映り込んでとても綺麗。
とくにホワイトとゴールドの組み合わせは、このスタイルによく似合います。

3位

バズベイス60(楽天店)

くびれのあるデザインは安定感抜群。
シンプルで使いやすいフラワーベースです。
高さ60cmのほか、枝物もきれいに収まる90cmがあります。

4位

ディノ

コンクリートをそのまま打ち出したような質感とグルレと遊び心のあるアクセントカラーが魅力。

5位

アンネリ ライン(楽天店)

滑らかな質感と手作りならではのやさしい雰囲気がシャビーな雰囲気によく似合います。
とても軽量で扱いやすさも◎。
直径18cmと24cmの3色展開です。

ピックアップ

ハンギングベイス ドロップ (楽天店)

涙型のハンギングベイスで、膨らんだ部分の下半分がクリスマスオーナメントのボールのように加工され、周りの景色が映り込んでとても綺麗。
オーナメントとして、いくつかを段違いに飾っても素敵です。