オリーブにぴったりな植木鉢とは?正しい育て方や移動が楽になるオススメの設置方法も

鉢植えでオリーブを育てよう!

シルバーグレーの葉、5月のミルク色の花、その一握りの花に小さな実がつき、大きくなりながら赤、紫、黒へと変化していくさま。
木の美しさと変化するアースカラーの実の絶妙な調和がオリーブの魅力。モチーフにしたデザインが豊富にあるのもうなずけるほどに、どの場面を切り取ってもおしゃれでナチュラル感があり、インテリアグリーンとして根強い人気を誇っています。
実がついているときの存在感がすばらしいので、ぜひしっかりした環境を整え、大きな苗木にたくさんの実をつけませんか。
本記事ではオリーブの特徴や育て方、オリーブに最適な植木鉢を厳選してご紹介します。

オリーブってどんな木?

オリーブとは


オリーブは地中海沿岸が原産の常緑性の高木です。
枝はヨーロッパでは平和の象徴とされていて、果実はオリーブオイルやピクルスとして利用されています。
「オリーブグリーン」ともよばれる銀灰色の葉を一年中つけ、クセのない美しい姿を見せてくれることから、園芸では庭木や鉢植えとして人気があります。
オリーブは草花との相性も抜群なので、寄せ植えにもぜひ利用したい素材です。

オリーブの特徴

オリーブは1~3月中旬くくらいまでは休眠し、4月に新芽が出ると急成長して、5月の終わり頃から花を咲かせ、秋から冬にかけて実が熟していくというライフサイクルをおくっています。
寿命の長い木で、樹齢1000年を超す老木が南ヨーロッパ各地にあるようです。
寄せ植えにも利用される30cm~2mの幼木は、オリーブからすればはじまったばかりなのですね。

オリーブの品種

利用目的によって、オイル用品種、ピクルス用品種、兼用品種に分けられます。
オイル用品種:ルッカ、ネバディロ・ブランコなど
果実の油含有率が17~25%あります
ピクルスなど果実加工用品種:アスコラノ、カラマタ、マンザニロなど
兼用品種:ミッション、シプレッシーノなど

観賞用の樹木としてよく利用されるのは、ネバディロ・ブランコやミッションです。
現在では、洋風の庭やレストランのエントランスなどのシンボルツリーとして大人気です。

初心者必見!オリーブの正しい育て方

オリーブの選び方


オリーブは生長の早い植物です。
品種によって樹形や果実の大きさが違いますので、置く場所によって品種を選ぶことが大切です。
ここでは、手に入りやすくておすすめの品種をご紹介します。
マンザニロはスペイン語で「小さなリンゴ」とよばれるように、丸く大きな実をたくさんつけます。
樹形も横に広がり、樹高も低めでコンパクトです。
ミッションは、ハート形で中くらいの大きさのかわいい実をつけます。
寒さに強く、まっすぐ伸びるスリムな樹形なので、ベランダなど狭い場所にも向きます。
ネバディロ・ブランコは最もポピュラーな品種で、直立型で枝葉が多く出ます。
花粉が多く花期も長いので、受粉用には最適です。
ルッカは小さな実をたくさんつける品種です。
一本でも比較的実がなりやすい性質です。
実をならせるには、なるべく大きなしっかりとした苗木を選びます。
7号鉢(直径21cm)くらいの苗がおすすめです。

オリーブの植え方

厳寒期でなければいつでも植えつけできます。
土と鉢を準備します。
手軽に肥料入りの園芸培養土を使って植えつけましょう。
植わっていた鉢の二回りほど大きな鉢に植えます。
水はけが大切なので、鉢底の3~5cmほどは鉢底石を入れましょう。

オリーブの置き場所

日当たりと風通しのよい場所を好みます。
オリーブは根が浅く、強風で倒れやすいので、支柱をすると安心です。
北関東以西であれば屋外で越冬します。
寒風に当たると葉が傷むことがあるので注意しましょう。

オリーブの水やり

土の表面が乾いたらたっぷり与えます。
とくに花芽のできる冬や花が咲いている時期に水が不足すると、実がつきにくくなります。
基本的に乾燥には強い性質ですが、鉢栽培では乾いたらたっぷりが基本です。

オリーブの肥料

果実が生長する6月と収穫が終わった12月に与える程度で、肥料はあまり必要ありません。
葉の色が全体に黄色っぽくなったら肥料不足のサインです。

育て方のポイント

●育てやすい苗を選びましょう。
●日当たりと風通しのよい場所で育てましょう。
●乾いたらたっぷり水を与えましょう。

動画で分かる!オリーブの植え方

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オリーブにたくさんの実をつける方法

実はオリーブ最大の魅力


「うちのオリーブは実がつかない品種だから・・」とあきらめてはいませんか?
オリーブには雄雌はなく、どの品種にも果実をつける植物です。
葉姿だけでも十分素敵なオリーブですが、今年はオリーブ最大の魅力であるアースカラーの実を木いっぱいに成らせてみませんか。
この記事では、オリーブに実をならせるコツをご紹介します。

オリーブに実をつける3つのポイントとは

実をたくさん成らせるためには3つのポイントがあります。
1つ目のポイントは、2つ以上の品種を育てることです。
普段は別々の場所にある株も、開花期には異なる品種を近くに置いて受粉させることが大切です。
木が大きくなると移動も簡単ではありませんので、プラントムーバーなどキャスターをつけておくと便利です。
受粉用ですから開花時期が同じでなければなりません。
おすすめ品種としてご紹介したネバディロ・ブランコのように、花粉が多く、花期も長い品種が受粉用には最適です。
2つ目のポイントは、木が元気であることです。
オリーブは年間を通してたっぷりと日に当てることで元気に育ちます。
一般にオリーブは乾燥を好むというイメージですが、鉢栽培では年間を通して乾かし過ぎないことが大切です。
水は表面が乾いたらたっぷり与えましょう。
実をたくさん成らせるためには肥料も必要です。
植えつけの時と、2月、4月、6月、10月には置き型肥料を与えます。
日光、水、肥料は、木に実を成らせるための大切な要素です。
3つ目のポイントは、剪定していつも枝葉に日が当たるようにすることです。
鉢栽培では枯れこんだ枝や他の枝と交差する枝、株元から出るひこばえなどを整理することが大切です。
枝葉が込み合ってきたら、左右交互に枝が出るようにカットして、どの枝にも光と風がいつも当たるようにしましょう。
オリーブは春から伸びた新しい枝に翌年花が咲くので、実を成らすためには必ずこの新しい枝を残すようにしてください。

オリーブに最適な植木鉢とは


お洒落でナチュラル感いっぱいのオリーブには、デザインの美しい素焼きのポットがおすすめです。
素焼き鉢は、粘土を焼成して作られているので、表面が多孔質で空気や水分を通しやすいのが特徴です。
水はけのよい場所を好むオリーブにとって、余分な水分が蒸散しやすく、鉢内の空気が入れ替わる素焼き鉢は最適な鉢環境です。
夏も日当たりのよい場所で育てるオリーブにとって、蒸発するときの気化熱によって鉢内の上がった温度も放出されるので、高温による根痛みが軽減されるメリットもあります。
また、鉢を地面に直接置かないようにポットフィートなどを使えば、風通しもよくなり、水はけもよくなる効果もあります。
素焼き鉢をおすすめするもう一つに理由は、素材のもつ重量感です。
記事でもお伝えしましたが、オリーブは樹のわりに根が浅めです。
大きくなるオリーブにとって、しっかりと支柱が立ち、風でも倒れない素焼き鉢の重たい材質は安心感があります。
ただ、支柱がしっかり立つ土の量となりますとかなりの重量になり、その分移動が大変なのも確かです。
耐寒性の低いオリーブは寒風を避けたり、北海道や東北などの寒地では冬は室内に取り込む必要があります。
また、日のよく当たる場所に移動したり、受粉のために鉢を移動するケースもあります。
そんな時にキャスターなどをつけておくと移動がとてもラクです。
鉢底サイズに合わせて伸縮可能なプラントムーバーは、あって便利なアクセサリーです。

オリーブにぴったりな植木鉢ランキング

カルモー FR1
年月とともにアンティーク感が強まり、オリーブのお洒落感が高まる楽しみなポットです。
水はけや通気性もよく、オリーブの好む環境とマッチします。
中型~最大109cmまでサイズバリエーションも豊富なので、好みのサイズが見つかるはずです。

テラアスタ カテラ
モヤがかかったような古びた表情と、底広で倒れにくい形がとてもオリーブに向いています。
計算されたラインとバランスのよい美しいフォルムがとてもオシャレで、どんな樹形のオリーブにも合います。
中型~大型サイズのオリーブ向きです。

ウィトン 975 赤土(白土焼付)
白泥をあえてラフに塗りつけて焼いたアンティーク調のお洒落なポットで、白泥のクラフト感がオリーブによく似合います。
小型~中型サイズのオリーブ向きで、オリーブと草花を寄せ植えしてもキレイです。

イタリアンテラコッタ シリンドロ
飽きのこないシンプルなデザインのテラコッタポットで、表面のナチュラルな白みはオリーブの葉との相性抜群です。
シリンダー型のどっしりとしたフォルムで強風にも強く、安定感も申し分ありません。
小型~大型サイズまで、豊富なサイズバリエーションが揃います。

ポットフィート W7
ラウンド鉢にもスクエア鉢にも合わせやすいチーズ型のポットフィートです。
水はけや通気性、害虫の侵入防止にも効果的です。
鉢と同じ焼付で仕上げたものをご用意していますので、ポットと揃えるとおしゃれです。

プラントムーバー
大型ポットを負担なく、簡単に移動できます。
伸縮可能(外寸33~40cm)でキャスターはストッパー付です。
耐荷重は約80㎏。