グリーンがオフィスを変える?!
ヨーロッパに端を発したオフィスにグリーンを取り入れる流れが日本でも定着しつつあります。
置くだけで清々しい印象を与えるグリーンは、お客様に明るいイメージを与えるだけでなく、活気ある空間づくりには欠かせない存在です。
デスクやテーブル、OA機器など無機質で冷たい印象のオフィス空間にグリーンがあるだけで、社員のモチベーションも高まると言います。
グリーンのどんな力が職場環境を改善するのでしょうか。
植物がオフィスにもたらす効果とは
植物からは気分を落ち着かせるといわれるマイナスイオンが発生し、人間もグリーンを見ることで安静時に多く発生するアルファ波が出てリラックスすることができます。
植物の葉からは常に水分が蒸散し、空気中の湿度も上がることでほこりを地面に落とし、空気をきれいにしてくれる自然の加湿器・空気清浄機でもあります。
また、最近の研究では人の視野に占める緑の割合が高まることで、眼精疲労も緩和されることがわかってきました。
湿度を高める乾燥防止効果と眼底疲労を緩和するというダブル効果で、オフィスで多くの人が悩まされるドライアイを軽減してくれるのです。
癒し効果、きれいな空気、快適な湿度がストレスを軽減させ、社員の心身を安定させ、社員のモチベーションのアップにつながっていきます。
植物を置くだけという手軽さで、会社のイメージアップやさまざまなストレスを緩和することが期待できますので、是非あなたのオフィスにも植物を取り入れてみてはいかがですか。
この記事では、オフィス向きの植物のご紹介とともに、エントランスや打合せスペースなど場所別に植木鉢の飾り方と最適な植木鉢をご紹介します。
オフィスにおすすめの植物
オフィスでは常に人の動きがあり、どのくらいの大きさの植物をどこの置くかが大切になります。
オフィスは仕事をする場所なので、なるべく手間がかからない、丈夫で水切れにも強い、耐陰性のある観葉植物がおすすめです。
マイナスイオンを放出することで話題のサンセベリアは葉が落ちないのでオフィスにはぴったり。すらっと樹形のシェフレラやアレカヤシ、ドラセナ・レフレクサ、フィカス・ウンベラータやアルティッシマといったゴムノキ系統は耐陰性の強くておすすめの植物です。
いろいろな高さに置くと仕事の邪魔になりますし、管理も大変。
同じ高さのキャビネットの上に置いたり、直置きの場合も植木鉢の高さを同じにすると管理がとても楽になります。
植物の置き場所は、空調の直接当たらない、日の当たる明るいところが最適です。
そのような場所が確保できない場合は、窓辺で日光浴する機会をできるだけ作ってあげましょう。
観葉植物は熱帯地方原産の植物が多く、冬場の窓辺は冷えすぎますので、夏と冬で場所を変えるなどの工夫ができるとより元気に育ちます。
空間別、オフィスにおすすめの植木鉢
オフィスでは、清潔感のあるマットホワイトやモノトーン色の、滑らかでシンプルなポットがおすすめです。
場所や植物を選ばず、飽きがこないので長く使用することができます。
天然木をふんだんに使ったオフィスでは、ナチュラルカラーの植木鉢がぴったり。
植物が自然に溶け込み、仕事のしやすいリラックスした空間を提供することができます。
エントランスにおすすめの植木鉢
存在感のある、高さがある植木鉢がとても生える空間です。
会社の第一印象を決める場所なので、シャープでモダンなデザインがおすすめです。
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打合せスペースにおすすめの植木鉢
高さが40cm以上あるキューブ型や長角プランター、高さ60cm以上のトールプランターなどでパーテーションのような役割も兼ねたディスプレイがおすすめです。
打合せのテーブルは複数の人が資料を広げたり、飲料を置くので、グリーンをテーブルの上に置くことは避けた方が無難です。
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自然素材の風合いはそのままに、湿気や色焼けにも強い人工ラタン。
無機質なデザインが合わない場所にもしっくり馴染みます。
2つのインナーポットで仕切られ、それぞれに尺鉢(10号鉢)を入れることができます。
コンクリートのような見た目からは想像できないくらい軽量で、扱いやすさは抜群。
圧迫感のないデザインで、上部の植栽ペースに植え込むことができます。
(スクエア高さ15cm、トール21cm)
ワークスペースにおすすめの植木鉢
書類収納棚やスチールキャビネット、受付カウンターなど、高さが90cmほどの棚は空気の通りもよく、植物を置く場所として最適です。
奥行きが40cm以上あれば、モンステラなど葉が広がる植物も飾ることができます。
無理なく水やりできるよう、植木鉢の高さは30cm以下がおすすめです。
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休憩スペースにおすすめの植木鉢
休憩スペースは、是非グリーンを取り入れてほしい場所のひとつです。
床に置くスペースがない場合も、テーブルの上にひとつ植物があるだけでほっとする空間になります。
テーブルの上に置ける小さな植木鉢は、デザインやカラーがとても豊富。
デザインが同じでも違うカラーを並べて、よりポップで元気の出る空間にすることもできます。
鉢底に穴のない鉢カバータイプはハイドロボールやチャコボールといった室内栽培専用用土を使えば、においもなく衛生的です。