Gardening Tip For July 水やり特集!植物を元気にする夏の上手な水やりとは

夏の水やりのコツ!

夏も7月中旬を過ぎると、強い日差しや水不足で葉焼けする種類も出てきます。
自然に生えてきた植物と違い、鉢栽培では植物に合った環境に置かれているとはいえません。そんな植物たちにとって、気温が30℃を超えてくる真夏は特につらい季節です。
夏の水やりはタイミングを間違えると鉢の中が蒸し風呂のようになって、根を痛めてしまいます。水やりのポイントをおさえ、植物たちの負担を軽くしてあげましょう。

夏の上手な水やり、元気に育つ3つのポイント

①水やりは朝夕に
梅雨明け後の水やりは、気温の低い早朝または夕方に鉢底から流れ出るまでたっぷり与えるのが基本です。
もし昼間に乾燥に気付いても、じっと我慢。コンテナを日陰や涼しい場所に移動し、水は気温が下がるのを待って与えましょう。

②過湿に注意
過湿にし過ぎると根が水分を吸い上げないばかりか、細菌が発生して軟腐病など病気になることもあります。
植物は根の先端から数ミリのところにある「根毛」と呼ばれる部分で水分や養分を吸収し、他の部分はそれらを葉や花に送るパイプの役割をしています。土が乾かないうちに水やりを続けると、じめじめした過湿状態、土の中の空気が不足する酸欠状態となり水分や養分があっても吸い上げることができなくなります。鉢が湿っているのに葉がしおれている場合は、水やりを中止して日陰で様子を見ましょう。
室内で育てる大型観葉植物やアジアンタム、シダ類などはスプレーなどで葉水を与えるのも効果的です。

③打ち水で気温を下げる
植木鉢は、どんな素材でも一日中日に当たっていると高温になります。
植木鉢にシャワーを浴びせたり、鉢の周りにも水をまくと「打ち水効果」で株や周辺を冷やすことができます。この作業は夕方がおすすめ。炎天下で行うと、モヤっとした空気を作り、植物にかかった水がレンズのようになって、葉焼けの原因にもなります。
適度に乾きやすい土に植えたり、マルチング資材を使うことは、乾燥や過湿を防ぐ手軽にできる工夫です。
天気や気温をチェックしながら、植物たちの様子をいつも気にかけてあげてください。

夏の水やりに最適なガーデニングアイテム

イタリアンジョーロ (楽天店)
取っ手部分が持ちやすく、傾けやすい設計です。
スリムな縦長ラインなので、真下に下げられ歩きやすい。
9L、6L、3Lの3サイズ。
6Lは女性にも無理なく持ち運べて、おすすめです。

ポーランド製 プラントスプレイヤー (楽天店)
トリガーを握った時だけでなく、離す時も噴射する連続噴射で効率的。
どの角度に向けても水を吸い上げ、機能性は抜群です。

ホースホルダー (楽天店)
シンプル設計で使いやすい、蛇口に引っ掛けて使うフック型のホースホルダーです。
足元にあると結構危ないホースのかたまり。
15mmのホースなら20mまで対応できます。

水やりチェッカー (楽天店)
水やりのタイミングが一目でわかる便利なチェッカーです。
土に差してメモリを読むだけで、水分量を確認できます。
水切れのわかりにくい、大型観葉植物にもおすすめです。