フロア置きの観葉植物を引き立てる植木鉢5選!観葉植物はインテリアの最前線

鉢植えで観葉植物を育てよう!

年間を通して室内で楽しむことができるのが観葉植物の魅力です。
心地よい陽だまりのリビングはもちろん、テラスやベランダといった内と外をつなぐ場所に置くだけで自然空間が広がります。
眺めているだけで心が癒され、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
これは気分的なことだけではなく、科学的にも検証されています。
観葉植物は二酸化炭素を取り込むときにホルムアルデヒドなどの有害物質を取り込み、分解する力があることがわかってきました。
またマイナスイオンを発生させることで、神経を落ち着かせ、体内の酸化防止にも役立っていると言われます。
植物との生活をはじめませんか?きっと植物の力に驚かされるはずです。
本記事では観葉植物の特徴や育て方、フロア置きの観葉植物に最適な植木鉢を厳選してご紹介します。

観葉植物ってどんな植物?

観葉植物とは


観葉植物は葉姿や樹形の美しさを楽しむことを目的とする植物で、樹木性のものと、草花、サボテンや多肉植物、シダや苔のようなものまで、さまざまな植物が含まれています。
多くはジャングルのような日の当たらない場所に自生しているので、直射日光の当たらない室内でも育てられるわけです。
高温多湿の日本の気候は観葉植物には、案外過ごしやすい環境なのです。
最近はインテリアグリーンとよばれ、インテリアの一部としてなくてはならないものになっています。

観葉植物の特長

観葉植物は室内で育てることができる点で、植物的には環境への適応力が高く、生きる力が旺盛であるといえます。
多くは春から秋の気温が高い時期に生長し、10月頃から4月頃までは生育を止めてじっと寒さに耐え、暖かくなるとまた活発に生長するライフサイクルをおくっています。

観葉植物の種類

観葉植物は樹木性のもの、花もの、サボテン・多肉植物、つる性植物、シダ類、苔類、食虫植物など広い範囲の植物が含まれます。
多肉植物は他のカテゴリーを用意しましたので、本記事ではフロア置きできる大型の樹木性の観葉植物についてお伝えします。

初心者必見!観葉植物を枯らさないための品種選び

 観葉植物の選び方


植物が育つためには日光と水がとくに大切な要素です。
観葉植物には耐陰性があるものが多く、一年中室内で育てられることが最大の魅力ですが、植物によって求める光の量は異なり、植物に適した場所で育てないとうまく育ちません。
どこに置いて育てるかは、植物を選ぶときの大きなポイントです。
横に広がるのか縦に伸びるのか、置く場所によって樹形も絞られてきます。
植物によって水やりのタイミングは異なります。
乾燥に強く、しっかり表土が乾いてからあげるものと、乾燥に弱く、乾きかけたらあげなければならないものでは、水やりのストレスは違ってきます。
夏の生育期と冬の生育緩慢期では、欲しがる量も異なりますが、植物の性格と自分の生活パターンとを照らし合わせて、無理なく育てられる品種を選ぶことが上手に長く付き合うコツです。
植物は大きくなります。理想の大きさより小さめのものを購入して、育てる楽しみも残しておきましょう。

観葉植物の植え方

購入したプラスチック鉢に鉢カバーをセットする場合もありますが、すでに鉢が根でパンパンになっている場合は植え替えが必要です。
観葉植物の植え替え適期は5月~10月までです。
まずは手軽に観葉植物用土を使って植えつけましょう。
植わっていた鉢の一回りか二回り大きな鉢に植えつけましょう。

観葉植物の置き場所

日光を好む植物は、なるべく日当たりのよい場所で育てます。定期的に窓辺に移したり、暖かくなったらベランダやテラスに移動して、しっかりと日に当てることで植物自体は強くなります。
暖かい季節にしっかりとした身体を作ることで、冬の寒さにも耐えることができるようになるのです。
室内ではガラス越しのいっぱいに光が当たるような場所です。
夏の強光線は強すぎますので、午前中に光が当たる程度か、明るい日陰に移します。
明るい日陰を好むものは、室内ならばカーテン越しの光に当てて育て、 年間を通して直射日光には当てないように管理します。
屋外で育てていた観葉植物は10℃以下になってきたら室内に取り込みましょう。

観葉植物の水やり

年間を通して水やりが必要です。
基本的には表土が乾いたらたっぷり与えます。
持ち上げられる場合は、水が十分にいきわたっている鉢の重さを覚えておくと、水切れを重さで判断ができます。
水やりのときは下から出るくらいにたっぷり与え、受け皿の水は必ず捨てます。
水と一緒に酸素も運んでいるので、いつも同じ場所にあげるのではなく、鉢土にまんべんなく行き渡るようにあげましょう。
観葉植物は高温多湿の場所が自生地になっているものがほとんどです。
夏や冬の乾燥期には、根からだけでなくスプレーを使って葉にも水を与えましょう。

観葉植物の肥料

肥料はあまり必要ありません。
春から秋に2か月に一回程度置き型肥料を与えると大きく育ちます。
2~3年で植え替えが必要になります。
あまり大きくしたくないときは、植え替えるときに使用する土に肥料が入っていれば、その程度でもかまいません。

育て方のポイント

●置き場所をしっかり決めてから購入しましょう。
●暗い部屋にずっと置いておかないようにしましょう。
●生育期は乾いたらたっぷり水をあげましょう。
●2~3年たったら植え替えましょう。

観葉植物はどこへ行く?いまどき観葉植物を生かす植木鉢とは

インテリアとして


いま観葉植物をインテリアの一部として生活に取り入れる人が増えています。
室内で育てられる植物の認知度が上がり、また不必要なものをそぎ落としたシンプルな暮らしが注目される中で、空いたスペースにすっーと入ってきた植物たち。
シンボルツリーにもなる大型の観葉植物には視線が集まります。

個性的な植物を自分のスタイルで

日本の観葉植物の文化はオモトなど小型の葉もの植物を鑑賞することが主流の時代が長く続いてきました。
近代建築によってもたらされたガラスに囲まれた明るく暖かな室内は、観葉植物を室内で観賞する可能性を急速に広めてきました。
10~15年前までは、人為的にスタイリングされたベンジャミンや青年の木など育てやすいことはもちろん、運搬に手間がかからず、置き場所にもあまり心配のない横に広がらない植物が主流で、プラスチック製の鉢に籐の鉢カバーや白や黒のモダンな植木鉢との組み合わせが定番でした。
でも、今はより自然樹形を楽しむことが主流となり、個性豊かな植物を自分スタイルで楽しむ傾向が強くなっています。
植物としてだけでなく、インテリアに携わる専門家が増え、求められる植物も個性的なフォルムやより珍奇なものに目が向けられています。
それに伴って、合わせる植木鉢も素材感のある、手作業の跡が残るような質感にこだわったものが注目されています。
自分好みの植物を植木鉢でもっとスタイルアップしませんか。

フロア置きの観葉植物に最適な植木鉢とは


グリーンをもっと楽しむために、お気に入りの植物はこだわりの鉢で育てたいーそんなお洒落な人が増えています。
フロア置きの観葉植物は、インテリアグリーンとしての存在感は格別で、鉢のデザインは空間のイメージ作りには欠かせません。
とくに大きなスペースを占めるフロア観葉は、植木鉢と植物が一体となってはじめてインテリアとしての価値が出ると言っても過言ではありません。
リラックスした空間に合う、シンプルだけど洗練されたデザインの植木鉢は、観葉植物の個性豊かな表情を引き立てるだけでなく、空間を落ち着かせ、インテリアとも自然になじむので飽きることがありません。
ただ、フロアに置く場合は、軽量で置きやすいサイズであることも大切です。
本物志向にこだわって、コンクリートや厚い陶器製品では、重たくて床を傷めたり、移動することも困難です。
グラスファイバー繊維やPE樹脂を使った質感にこだわった製品は、軽量でありながら強度が高く、デザインも都会的でスタイリッシュものがたくさんあります。
また、内側をグラスファイバーにしたり、専用のインナーポットをつけて水を通さない工夫をすることで、天然素材のナチュラル感と使いやすさを両立させた鉢カバーもあります。
室内用の植木鉢は、底穴のない鉢カバーと底穴のある植木鉢があります。
プラスチック製の鉢をそのまま入れて、鉢カバーとして使用すると、テラスなどに移動するときにも中の植物だけを取り出せるので簡単です。
大型の植木鉢は素材によっては、高価になることもあります。
中のプラスチック鉢を植え替えのたびに大きくしていくことで、植木鉢や鉢カバーを綺麗なまま、比較的長く使用することができます。

フロア置きの観葉植物にぴったりな植木鉢ランキング

ルッカ
滑らかな釉薬の美しいシンプルモダンな観葉鉢シリーズです。
マットとツヤの2タイプがあり、しっとりとしたマットはフローリングやナチュラルテイストによく合います。
一方、光沢の美しいツヤはグリーンをより一層引き立てます。

ファイバーストーン
ビビットな色がレトロモダンな印象のお洒落なポットです。
ファイバーグラス繊維が使われているので比較的軽量で、扱いやすさも◎。
底穴はないので、室内向きです。

モノ・ストーン
 軽量に仕上げたライトコンクリート(セメント)の鉢カバーで、石のような質感がナチュラルで高級感があります。
モダンでシンプルなラインナップで、観葉植物がはえるデザインです。

コルテス
本物の石や岩のように見えるセメントポットで、高級感ある重厚な質感が観葉植物をぐっと引き立てます。
見た目ではわかりませんが、丈夫で軽量なつくりなので、とても扱いやすく、室内と室外間の移動もしやすいです。

ウィーブンポット
湿気や日光に強い人工ラタンの鉢カバーで、ラタンのテイストそのままの風合いが観葉植物を上品に演出します。
ぴったりサイズの底面潅水システムを使えば、水やりの手間も軽減できて、店舗にもオススメです。

おすすめの関連記事