お気に入りのハーブをおしゃれにする植木鉢!ハーブの育て方と寄せ植えの作り方も

鉢植えでハーブを育てよう!

薬効を含んだ香りを生活の中で、楽しみながら利用できることがハーブの大きな魅力です。
日本でも歯磨き粉のペパーミントのように、生活に浸透しているハーブもあります。また、お気に入りのハーブティーがあったり、パクチーブームなど健康志向から、ますますハーブが注目されています。
ハーブは用途が広く、しかも育てやすい植物です。まず、何からはじめよう…そんな、これからハーブを楽しみたい方へ、ハーブの特徴や植木鉢でハーブを育てる時のポイント、ハーブにぴったりな植木鉢を厳選してご紹介します。

ハーブって何?

ハーブとは


ハーブは人の暮らしに役立つ植物のことで、単にハーブといえばヨーロッパ原産の香草のことをさします。
日本にもシソやサンショウ、ミツバ、セリなど同じような使い方をされてきた植物はありますが、これらは「和ハーブ」として区別されています。
メソポタミア、エジプトなど古代から薬用に利用されてきたものもあるほど古い歴史があり、ローマ帝国の侵略とともに広がっていった歴史があります。
日本では、料理の香りづけのために使うキッチンハーブをさすことが多いのですが、薬用、香料、入浴剤、染料や保存料、消臭、防虫など用途は驚くほど広く、ヨーロッパの人たちにとってはハーブのない生活は考えられないほどです。

ハーブの特徴

ハーブの大部分は身近に生えている野草なので、自生地であるヨーロッパではとても育てやすい植物です。
地中海の気候は夏は晴天が続いて乾燥し、冬は雨が降って湿潤な気候なので、日本では高温多湿の夏や冬の寒さで枯れてしまう種類も少なくありません。
鉢栽培では、鉢を移動することで、なるべく無理のない環境で育てることができますし、雨による土の跳ね返りも少ないので、葉がきれいなまま収穫することができます。また、ハーブの中には、花も美しく、ガーデン素材としても楽しめるものがたくさんあります。
自分にとってどんなハーブが有用なのか、ハーブには他の植物では考える必要のないそんなことが案外、重要なのかもしれません。

ハーブの品種


ハーブは一、二年草と多年草があります。一、二年草はタネをまいて一年以内に一生を終える植物で、多年草は二年以上生き続ける植物です。
木本類か草本類かによって、いくつかに分類できます。

木本類

幹が木化して肥大生長する植物です

  • 常緑樹
    一年を通して緑色の葉をつけるもの
    (月桂樹、ラベンダー、ローズマリーなど)
  • 落葉樹
    一年以内に葉が枯れ、脱落するもの
    (バラ、エルダーな)

草本類

茎が木化せずに生長する植物です

  • 一、二年草
    1~2年以内に発芽、開花、結実、枯死するもの
    (パセリ、バジル、コリアンダーなど)
  • 多年草
    発芽から枯死するまでのサイクルを複数年にわたって繰り返すもの
    (ミント、オレガノ、チャイブ、レモングラスなど)
  • 球根
    宿根草のうち、根・茎・葉の一部に養分をためて膨らんだ貯蔵器官があるもの
    (サフランなど)

初心者必見!ハーブの正しい育て方

ハーブの選び方


ハーブを育てたことのある人は、はびこるほどに育つものと、コチコチに白骨化してしまったものが混在して、理想とかけ離れたガーデンになってしまったという経験のある人も少なくないのではないでしょうか。
まずは、自分が使うものや庭のアクセントとして利用できそうかを判断基準に品種選びをすると、失敗が少なくなります。
鉢栽培で一年育ててみると、生育状況だけでなく、自分にとって育てる価値がある種類かそうでない種類かがわかります。よく使う種類であれば、鉢を大きくしたり地植えに切り替えることもできます。はじめは種類を限定して、少しずつ増やしていくことをおすすめします。
あまり利用しない場合は、キッチンハーブを集めた寄せ植えもおすすめです。ハーブは、見て食べて、楽しみながら育てることが長続きのポイントです。

ハーブの植え方

土と鉢を準備します。
まずは手軽にハーブの土を使って植えつけましょう。
はじめて育てる場合は、タネよりも苗の方が失敗がありません。
植わっていた鉢の二回りほど大きな鉢に植えつけます。
環境が合うと、生育旺盛に育ちます。
収穫するためには葉を出させることが大切です。
寄せ植えの場合は、一つ一つのハーブが葉を広げるスペースを確保するため、あまり多く詰め過ぎないようにしましょう。

ハーブの置き場所

日当たりと風通しの良い場所で育てます。
室内で育てる場合にも、なるべく日光が当たる場所に置きましょう。

ハーブの水やり

表土が乾いたらたっぷり与えます。
種類にもよりますが、一般的なハーブはあまりじめじめした鉢環境は好みません。
鉢を持ち上げて、水を与えた時の重さを覚えておくと、水やりのタイミングがわかりやすく、水のやり過ぎによる根痛みが少なくなります。

ハーブの肥料

植えつけの時には緩効性肥料を混ぜ込みます。
培養土の中に肥料分が入っている場合は必要ありません。
ハーブは野草に近いので、あまり肥料を与えると植物本来の野性味を損ない、香りにも影響します。
春と秋に固形の置き型肥料を与える程度でかまいません。
バジルやルッコラなどのように葉を収穫する一年草のハーブは、二週間に一回ほど液体肥料を与えると新しい葉が出て、たくさんの葉を収穫することができます。

育て方のポイント

多年草のハーブは、古い枝になると木の勢いや香りが弱くなります。
込み合ってきた枝や枯れた枝は切り戻しましょう。
夏を過ぎたら三分の一ほどバッサリ刈り込むと、風通しもよくなり、来シーズンもコンパクトで管理もしやすくなります。
 
・まずは、必要な種類だけを育てましょう。
・日当たりと風通しのよい場所で育てましょう。
・早めに収穫して、新しい葉を出させましょう。

自分好みのハーブの寄せ植えにチャレンジ

ハーブの魅力


ハーブは見る、触れる、香りをかぐ、味わうなど五感すべてを満足させてくれるほかの植物にないほど楽しみの多い植物です。
日本では、茂ってもなかなか消化することができず、せっかく育ったのに長続きしなかったという人も多いのではないでしょうか。ハーブティーのために葉先を少しだけ刈り取ったり、アイスの上に葉を一枚のせる程度では、ハーブがはびこってしまうのも当然です。
あまり使わないけれどちょっと身近にあると便利といったものは、ぜひ寄せ植えにまとめて育ててみませんか。寄せ植えは生長が抑制されるので、少量の栽培にはうってつけです。ここでは、あって便利なハーブの寄せ植えをご紹介します。

目的別に寄せ植えをつくる

ティー、料理、ポプリといった目的別に寄せ植えをつくると管理もしやすく、自分好みの組み合わせができて愛着も増します。
ハーブにも旬があって、きれいに茂る時期もあれば、枯れたような時期もあります。
ハーブはとにかくカット&グローです。盛んに育つ時期にはせっせと収穫して、ハーブを楽しみ尽くしましょう。

●ハーブティー
育てていないとなかなか味わえないのが、生の葉を使ったフレッシュハーブティーです。
おすすめはレモンの香りの寄せ植えです。レモングラスを背景に、レモンバームやレモンタイムを植えます。
ペパーミントなどミント類は一緒に植えると他の植物を圧倒してしまうので、別の鉢に植えつけます。

●料理
ローズマリーを中心に、イタリアンパセリ、チャイブ、ルッコラ、ナスタチュームなどサラダ用の寄せ植えを作ります。
コリアンダーはまっすぐ伸びる、しっかりしたゴボウ根なので、別の鉢に植えた方が無難です。

●ポプリ
少し大きめの鉢にラベンダーを植えます。
風通しのよい、涼しい場所を好むので、単体で植えた方が元気に育ちます。

毎日こまめにチェック

収穫するために毎日こまめにチェックすることで、水切れなどにも早く気づくことができます。
野菜は足音で育つと言います。
食べて楽しむハーブにも、そんなDNAがきっと備わっているはずです。
毎日覗きに行きたくなるような、素敵なハーブの寄せ植えに挑戦してみてください。

ハーブに最適な植木鉢とは


ハーブは強健なので、小さな植木鉢でもそれなりの大きさに育ちます。
基本的には外で育てる植物ですが、葉を収穫するハーブでは、室内で育てることで柔らかな葉を収穫できるメリットもあります。室内の窓辺や明るいキッチンカウンターに置く小型のポットは種類も豊富なので、好みに合わせて自由に選ぶことができます。
キッチンなど省スペースに置く場合は、安定感も大切です。口径と高さが同じ普通鉢やキューブタイプなど、うっかり触れても倒れないことで、安心して置いておくことができます。
ハーブは多湿を嫌うタイプも多いので、屋外で育てる場合は通気性のある素焼きの植木鉢が最適です。とくに薄手の素焼き鉢は乾きやすく、軽量なので移動もしやすいので、ハーブにはおすすめです。
ローズマリーやミントは屋外で、料理の仕上げに使うパセリやチャイブは日の差し込むキッチンで収穫しながら育てる。風で香るラベンダーはお洒落な植木鉢に植えてテラスに置き、ミツバは根を洗って水を入れたガラスのポット、乾燥したハーブはブリキの壁掛けポットの中へというように、工夫次第でハーブの世界は広がります。
どんな場所で、何を、どんなふうに育てるのかは自分次第なのです。

ハーブにぴったりな植木鉢ランキング

ガラスポット 受け皿つき
受け皿つきのガラスのポットで、透明なボディに白のレタリングがとってもキュート。
スタンダードなデザインなので、植えやすさも◎です。
キッチンカウンターなど省スペースでも置きやすい3.5号と5号サイズです。

ルッカT.T. HG-06キューブ鉢受け皿つき
飽きのこないシンプルモダンなラインナップが人気のルッカシリーズ。
中でもキューブタイプは安定感があって、狭い場所でも安心して使用できます。
受け皿もぴったりサイズなので、並べても場所を取りません。

レニ
セメントがよく詰まった堅牢なポットで、軽量で汚れもつきにくいので、使いやすさは抜群です。
淡いパステルカラーがハーブと調和して、とても可愛い雰囲気を作ります。

テラコッタBX1
安定のよいキューブ型の素焼箱で、水はけがよく、高さもあるので、育てて利用するハーブには最適です。
いくつか並べて、別のハーブを植えるだけで、簡単にハーブコーナーを作ることもできます。

テラアスタ ベーガロー
アンティーク加工の風合いがラベンダーやローズマリーなど、花も楽しめるハーブによく合います。
このシリーズのロータイプは深さがありますので、植えつけた景色がとてもきれい。
ペチュニアやゼラニウムなどこんもりと横に広がる草花を植えても上品な一鉢になります。